小森飛絢は日本代表になる?プレースタイルや成績を徹底調査!

Jリーグや海外サッカーはそこまで詳しくないけど、日本代表戦は応援してしまうという方に、これから注目してほしい選手として小森飛絢(こもりひいろ)選手を紹介します!

今年1月にJ2のジェフユナイテッド千葉からベルギーへの海外移籍挑戦を経て、6月にJ1強豪クラブの浦和レッズへ完全移籍しました。J2でその実力を証明してきた小森選手が、なぜ海外から戻ってきて、浦和レッズを選んだのか?

この記事では、彼がこれまでどんな成績を残し、どんなプレースタイルでゴールを狙うのか、そして、日本代表への熱い思いを胸に、新たな背番号「17」で浦和レッズでどんな活躍を見せてくれるのかを分かりやすくご紹介します。

この記事からわかること
  • 小森飛絢の浦和レッズ移籍の経緯
  • J2得点王に輝いた小森飛絢の成績
  • 新天地浦和での小森飛絢の現在地
  • 背番号に込められた期待
  • 学生時代とプロ入り後の活躍
  • 小森飛絢が憧れる選手像
  • 日本代表への強い決意

目次

小森飛絢選手の日本代表への挑戦へはベルギーから浦和レッズへ

海外移籍は順調なステップアップではなかった。

海外移籍挑戦の経験と新たな目標

小森飛絢選手にとって、今年1月から期限付き移籍をしたベルギー1部リーグのシントトロイデン挑戦は、順調ではなく、苦悩が多い経験だったと言えます。

公式戦出場は、わずか5試合、ゴールは0でした。

しかし、この移籍は小森選手にとって、多くの学びの機会となったようで、言語や文化の違ううえに、チームメイトとの連携や監督の求めるプレースタイルへの適応に難しさに初めて海外でプレーする難しさを感じたのかもしれません。

たった半年間の海外挑戦でしたが、小森選手は、自分の良さをもっとチームに知ってもらうことが大事だと感じたと語っていることから、異文化でのコミュニケーションや自己表現の重要性を痛感したと言えます。

この苦しい経験を「これを経て強くなるしかないなと思う」と前向きに捉えており、今後のキャリアに活かしていく決意を固めています。

小森飛絢の浦和レッズ移籍の経緯

J1の高いレベルに挑戦して自分の強みを発揮したかった

そんなベルギーリーグを経験した小森選手が浦和レッズへ移籍した背景には、挑戦と成長への強い意志があります。

もともと海外志向があり、移籍したベルギーのシントトロイデンでは、自身のプレースタイルとクラブのフィジカル重視の戦術が合わず苦戦しました。

このままでは駄目だという危機感から、小森選手は夢である日本代表入りを叶えるための新天地を求め、J1の高いレベルで戦えること、さらにクラブワールドカップにも出場する浦和レッズを選択する結果となりました。

今回の移籍は、半年間の苦しい経験を糧に、再び成長し飛躍するための決断だったと言えます。

J2得点王に輝いた小森飛絢の成績

J2ベストイレブンも獲得している

小森飛絢選手がJ2リーグで残した成績は、まさに輝かしいものでした。

彼は2023シーズンにジェフユナイテッド千葉でプロデビューを果たし、リーグ戦で日本人選手最多タイとなる13得点を記録し、この活躍でリーグベストイレブンに選出され、J2を代表する選手の一人として認められました。

プロ2年目となる2024シーズンも、彼はその得点力を遺憾なく発揮し、シーズン途中24試合で10ゴールとハイペースで得点を重ね、最終的にJ2得点王に輝きました。

彼の成績は単なる得点数だけでなく、J2昇格プレーオフでのゴールや、天皇杯でJ1クラブ相手にアシストなど、重要な局面での活躍も目立ちます。こうした数字は、彼が単なる点取り屋ではなく、チームの勝利に貢献できる総合的な能力を持っていることを示していると言えるでしょう。


小森飛絢の日本代表入りへ向けた再出発

レベルの高いチームメイトとの融合に期待

新天地浦和での小森飛絢の現在地

小森飛絢選手のプレースタイルは、多彩な得点パターンゴールへの強い意識に集約されます。

彼自身が、クロスや中央の崩し、ヘディングや両足でのシュート、裏への抜け出しなど、どのような状況からでも、色々な形でゴールを狙える能力が自分の良さであり強みと語っています。

また、小森選手はとにかくゴールを奪うのが一番楽しいし、嬉しいと話し、生粋のゴールハンターとしてのメンタリティも彼の大きな強みであることが分かります。

常にゴールを意識し、貪欲に得点を狙う姿勢が、プロ1年目からJ2で二桁ゴールを達成できた要因と言えるでしょう。

浦和レッズでは、GK西川周作選手とのホットラインも期待されています。西川選手の正確なロングフィードについて「昔から1本で打開するパスは見てきたので、自分もそれを受けてゴールに直結するプレーができたらいいなと思います」と語るように、チームの攻撃における重要な起点となる可能性を秘めているのです。このように、小森選手は単独での得点能力に加え、周囲との連携も視野に入れたプレーで、チームの得点力向上に大きく貢献できる選手なのです。

小森飛絢の背番号に込められた期待

背番号17はレッズの伝説とされている長谷部誠選手が付けていた番号だった

小森選手が浦和レッズで付ける背番号が「17」になったことで、クラブからの大きな期待が込められている事が伝わります。

この番号は、攻撃的な選手が着用することが多く、チームの得点源としての期待も含まれますが、それ以上に浦和レッズにとっては、かつてキャプテンとして常勝浦和レッズを牽引、ドイツブンデスリーガへ移籍後も約400試合に出場し、日本代表でも約12年の長きに渡り活躍した長谷部誠選手がつけていた特別な背番号です。

日本、ドイツで活躍した伝説の選手が付けていた番号が与えられたことは、彼がチームの新たな時代の象徴として期待されていることの表れと言えるでしょう。

背番号が単なる番号以上に、チームでの価値や意味を持つことは小森選手自身もその期待を十分に理解していると思います。

彼は浦和加入にあたり1日でも早くピッチに立ち、ゴールという結果でチームに貢献して、1つでも多くのタイトルを、熱きレッズファン・サポーターのみなさんと共に獲得できるように頑張ります!と意気込みを語っていることから、彼の背番号には、チームの勝利に貢献し、タイトル獲得の立役者となってほしいというクラブとサポーターの願いが込められているのです。


小森飛絢の日本代表への想いとこれまでと未来の姿

高校、大学でもストライカーとして得点王を獲得する活躍をしていた

小森飛絢の学生時代とプロ入り後の活躍

小森飛絢選手は、プロサッカー選手としてのキャリアを歩むまでに、高校時代にはインターハイで得点王に輝き、大学時代には北信越大学サッカーリーグ1部で3年連続最多スコアラーになるなど、その得点能力はプロ入り前から際立っていましたが、大きな転機となったのが、北信越大学サッカーリーグ1部で歴代最多となる31得点を記録した大学時代と言えます。

そして、大学在学中の2022年7月に翌年のジェフユナイテッド千葉への加入が内定後は翌月8月から、特別指定選手として承認を受け、9月3日のJ2リーグ、V・ファーレン長崎戦で途中出場し、プロキャリアの第一歩を踏み出しています。

2023シーズンでは実質的にプロデビューを果たし、リーグ戦で日本人選手としては最多タイとなる13得点を挙げ、J2リーグのベストイレブンにも選出されました。大学時代には天皇杯で鹿島アントラーズ相手にゴールを決めた経験もありますが、「このままだとまだプロは早いなとも感じていました」と語っており、自身の現在地を客観的に見つめることで、さらなる成長へと繋げたことが分かります。

小森飛絢が憧れる選手像

世界を代表するC・ロナウド選手が憧れ

小森選手はサッカーを始めた幼少期から、得点を奪うことへ強い喜びを感じていたことから、憧れを抱いた選手も、ゴールを量産する選手たちでした。

一番のお気に入りはポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手とされており、ロナウド選手が数多くのゴールを決める姿を見て、自分もそうなりたいという強い思いを抱いたそうです。

日本人選手では、ヴィッセル神戸の大迫勇也選手や、セレッソ大阪で活躍した柿谷曜一朗選手のプレーにも心を奪われていたとされています。

両選手とも。卓越した得点能力と華麗なプレーで多くのファンを魅了するだけでなく、味方にもゴールを取らせるアシスト能力の高さも備えており、小森選手が彼らのプレーから自身のゴールやプレースタイルを膨らませていたことは想像に難くありません。

さらに、富山第一高校の先輩である横浜F・マリノスの西村拓真選手や、徳島ヴォルティスの坪井清志郎選手も、小森選手にとって身近で大きな影響を与え存在と言えます。

西村選手は、中学時代の小森選手が高校のグラウンドで黙々と居残り練習をする姿を見て、「とても上手い選手がいるな」と感じていたようです。

また、1学年上の坪井選手は、同じフォワードのポジションから、間近で彼のゴールを見て「すごい」と尊敬の念を抱いていました。

これらの先輩たちは、小森選手にとって目標であり、超えたい存在として、彼の成長を大きく後押ししたことでしょう。

日本代表への強い決意を胸に

次世代の日本代表ストライカーに期待!

小森飛絢選手が浦和レッズへの移籍を決断した背景には、「日本代表でプレーする」という揺るぎない夢がありました。ベルギーでの挑戦が思うような結果に繋がらなかった経験は、彼にとって大きな挫折と同時に、自身の目標を再確認する機会にもなりました。

その結果から自分の夢をかなえるため、浦和レッズというアジアを代表する名門クラブで結果を出し続けることが、日本代表への最短ルートだと考え、浦和レッズ移籍を決断した明言しています。

この決意は、彼の言葉の端々から強く感じられ、ベルギーでの苦い経験を「このままでは駄目だ、また一から見直さないといけない。苦しい、悔しい半年を過ごしたので、これを経て強くなるしかないなと思う。」と語っており、逆境を乗り越えて成長しようとする姿勢が伺えます。

日本代表選出への道は決して平坦ではなく、その前にクラブでのレギュラー争い、リーグでの優勝競争の中で継続的な結果が求められます。

結果を残し続けたいと力強く意欲は、クラブワールドカップでも重要なファクターとなると期待されていましたが、出場機会に恵まれず悔しい思いをしました。

それもまた彼を強くする糧として、浦和レッズでの活躍を通じて、リーグ後半戦で飛躍する姿が、日本代表のユニフォームに袖を通すという大きな夢に向かう新たな挑戦になると思います。

小森飛絢が日本代表を目指す決意 まとめ

  • J2得点王を獲得し海外移籍から日本代表入りを視野に入れた
  • ベルギー移籍で苦戦も海外挑戦で多くを学んだ
  • 浦和レッズ移籍で再び成長と飛躍を目指す
  • クロスや両足シュートなど多彩なプレースタイルを持つ
  • 大学時代から驚異的な得点力で注目された
  • 浦和で特別な背番号「17」を背負う重みを感じている
  • ゴールを奪うことへの強いこだわりを貫いている
  • 憧れの選手や先輩から影響を受け成長を続ける
  • 苦しい経験を糧に日本代表という夢を追い続ける
  • 浦和での結果が再び世界への挑戦に繋がると信じている

以上が、日本代表入りを目指す小森飛絢選手の記事でした。

筆者は長くジェフユナイテッド千葉を応援していますが、小森選手が登場した時は久々に日本で期待できる万能型FWが登場した!と得点力の高い選手をスタジアムまで応援に行ってJ1昇格の原動力となってくれること願っていました。

今は活躍の場は違えど、かつて千葉で活躍した選手の飛躍を願い、サムライブルーのユニフォームにそでを通す日を願い応援したいと思います!

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